校長室より

・・・キラキラかがやけ南小!の実現へ・・・

かしこく なかよく げんきよく                                                                                                                                                                                                                                                                         中道南小学校 校長 加賀美 猛

 中道南小学校は曽根丘陵に位置し、本校のすぐ近くを「中道往還」が通っています。古墳時代には中道往還を経て、東海地方から流入した古墳文化が曽根丘陵において展開されました。そのため、校区には、縄文弥生の遺跡として縄文中期の集落のある右左口の上野原遺跡、下向山の上の平遺跡などがあります。

このように本校は、古くから文化が栄えた町にあり、文化と伝統、さらに豊かな自然に囲まれています。また、地域は郷土を愛する風土にあふれており、学校教育活動への深いご理解と多くの心温まるご支援をいただけるなど、とても学習環境に恵まれた地域です。

平成30年度は、創立146年目を迎えます。少子化の傾向は続き、全校児童は67名(H29 80名)となりましたが、子どもたちは純朴で、明るく健やかに成長しています。始業式での校歌斉唱では体育館中に全校の明るい歌声が響きました。そして、元気な声、明るい笑顔が、日々、校舎に校庭にあふれています。

平成30年度は、教育の目的を「将来を幸せに生き抜く力の育成」と「感謝の心の醸成」におき、その実現に向け、学校教育目標を「かしこく なかよくげんきよく」とし、「知・徳・体」、この三つの合言葉のつながりを意識しながらのバランスのとれたしなやかな児童の育成に、多様な教育活動に取り組んでいきたいと考えています。

具体的に次のような子どもを本校の「目指す子どもの姿」として、教職員がチームワークで子どもたちと向かい合っていきたいと思います。

① よく考え、学習する子ども   ② 心豊かに、助け合う子ども

③ 運動に親しみ、健やかな子ども ④ 粘り強い、しなやかな子ども

 

本校の特色として、67名という小規模校のメリットを生かして、児童会活動を中心に全校児童が縦割り班で行う活動を多く取り入れています。このような活動が、日常の遊びにおいても異学年が本当に仲良く過ごすなど、人間関係豊かに生活しています。 また、地域においては、小学校においては珍しい「同窓会」、地域安全パトロール推進協議会、読み聞かせボランティアなどの組織があり、本校教育に多大なるお力添えをいただいております。また、甲府市の支援を受け「放課後子ども教室」を開設し、学習・外遊びに取り組んでいきます。このように地域の方や保護者の皆様に支えられ、本校の教育活動は非常に特色があり、充実したものとなっています。これもひとえに地域社会、保護者をはじめとする関係の皆様のご支援の賜物と、深く感謝申し上げます。今年度も、地域の方々や保護者の皆様と学校とが、より深く強くつながりを持ちながら、教育活動を推進してまいりたいと思います。

さらに、本校の大きな特徴であり伝統として成長している看板行事として、地域との連携をベースに展開する「中道ふるさとハイキング」があります。児童が6つの縦割り班ごとに行動し、地域のお寺や、畑、川、施設、個人宅を訪問し、地域の自然や文化、産業などと直接ふれ合う体験的学習活動です。これまでも、保護者の皆様にも積極的にお手伝いをいただきながら活動をしています。

今年度は、6月15日(金)に、今年度の児童会テーマ「キラキラかがやけ南小!」の実現に向け、全校児童が学区内6つのコースに分かれ、それぞれの目標に向かって、貴重な体験活動を行いました。今年も、体験場所を提供してくださった地域の方々、地域の歴史や文化等に詳しい講師の方々、行政機関等の講師の方々、保護者の方々など多くのご協力をいただき、子どもたちにとって本当に充実した行事となりました。そして、去る11月10日(土)には、これらの体験学習等をきっかけに、自分たちでもっと知りたい学びたい内容を各学年の課題として取り組み、その学びの成果を伝え合う「学習発表会」を、たくさんの保護者や地域の方々の参観のもと行いました。

1年生は、通学路探検の発展として「なかみちをもっとしりたい」をテーマに上九地区で発見したことを寸劇で紹介しました。2年生は、「中道名人になろう」をテーマに校区探検で見つけた中道の名人のことを手作りパネルで紹介しました。3年生は、「トウモロコシをさぐろう」をテーマに、自分たちの栽培したとうもろこしから発展しさらにとうもろこしの秘密について調べたことスライドとクイズで紹介しました。4年生は、「中道の農業について」をテーマに、中道の今の農業の様子と将来について考えたことを、寸劇の中でグラフやスライドを織り交ぜながら紹介しました。5年生は、「中道往還~ある日の出来事~」をテーマに、織田信長や徳川家康が活躍していた時代に中道往還が整備されたときの様子のことをオリジナル寸劇によって紹介しました。6年生は、「中道追分節~中道往還と馬方~」をテーマに、中道往還を使って駿河の国から魚などを運んだ馬方と、それを今に伝える「中道追分節」のこと、を寸劇で紹介しました。寸劇・スライド・クイズなど、それぞれ伝える内容や伝え方を各学年の個性を生かし工夫しながら一生懸命発表しました。子どもたちの創造性や表現力、そして学習に向かう意欲など多くの面が成長した発表会でした。これからもここで培った力を日々の学習や実生活で活用できる力を育んでいきたいと思います。このほか、運動会をはじめ、千代田小学校との交流、仲良し集会といった創意工夫あふれる、特色ある行事を通して、地域と共に一層「キラキラかがやけ南小!」となるよう、「かしこく なかよく げんきのよい」南っ子を育てていきます。

これらの活動を通して、子どもたちの主体性や仲間と協働して学び合う力の向上はもとより、甲府市開府500年という節目を契機に、一層地域を知り、郷土に対する愛着と誇りを育んでいってほしいと切に願っています。

中道南小、これからも元気に楽しく頑張ります。ぜひ温かい応援よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

緊急連絡

ニュース

Copyright© 2010 甲府市立中道南小学校 All Rights Reserved.
住所:〒400-1507 山梨県甲府市下向山町4366 TEL 055-266-4016 FAX 055-266-4067